第18回 通常総代会の報告

通常総代会の次第と、承認された議案

第18回通常総代会次第

 

9:00受付開始

9:30 開会のあいさつ 理事長あいさつ 来賓あいさつ・祝電メッセージ披露  

9:50 議長団選出、総代会役員選任

10:05 資格審査委員会報告  

議案の提案  

①第1号議案 2013年度活動のまとめ及び事業・決算報告承認の件

②監事監査報告 

③第2号議案 2014年度活動方針・2014年度予算案承認の件  

④第3号議案 役員報酬の件  

⑤第4号議案 議案議決効力発生の件

11:20 質疑応答・討議・採決

12:05 特別決議    

12:15 総代会役員解任、議長団解任

12:20 総代会閉会あいさつ

 

第1号議案

第1章 2013年度活動のまとめと事業報告

はじめに

2013年度は、中心テーマを「地域まるごと健康づくりをすすめ、「医・福・食・住」の事業と運動をおおきくひろげよう。その柱として、今年は新しい施設づくりに挑戦しましょう」としました。2013年6月23日〔日〕通常総代会以降、「安心ネットワークをつくる会」などを中心に検討を積み重ね、事業計画案を2014年1月の臨時総代会で確認してきました。

政府・安倍内閣は社会保障費を削減する一方で大企業が活動しやすい国づくりをおしすすめています。消費税8%への増税、診療報酬実質マイナス改定につづいて、医療・介護総合推進法案という介護と医療について大幅な負担増と給付減を盛り込んだ重大な内容の法案を一括提案し、安上がりな医療と介護をつくろうとしている中での組合員の「健康づくり」と「医療と介護をまもる」一年間でした。

第1節 「実感!!医療生協」をさらにすすめ、健康づくりの実感を広げる課題のふりかえり

健康でありつづけたいという組合員要求を実現するため、医療生協らしい健康づくり活動として支部でのくみたま(=組合員のたまり場)活動をさらに広げる年と位置づけました。

〔1〕. 新班の誕生 

東部支部・・・アミーガ〔7/21~〕、脳いきいき班会〔4/26~〕その後名前を変更し、育のう班会〔9/27~〕 

伎倍支部・・・お菓子づくり班会〔4/12~〕、

〔2〕. 班会開催

班会開催は全体で169回、延べ参加人数は829人となりました。うち、健康づくり班会は合計115回で延べ621人の参加となりました。

定例開催している班は、吉田班〔13回〕、職員ヨガ班会〔28回〕、ゆずの会班会〔22回〕、もえぎ班会〔7回〕、スイートピー〔19回〕、お菓子づくり班会〔11回〕、積志・ウオーキング〔11回〕、北浜・ウオーキング〔6回〕、アミーガ〔10回〕、東部・脳いきいき班会〔7回〕その後名前を変更し、育のう班会〔7回〕、北部・脳イキイキ班会〔7回〕絵てがみ班会〔4回〕、伎倍・SPJ班会〔9回〕などがあります。

〔3〕. 健康づくり

街角健康チェックを多くのところで実施し、地域に健康チェックの「わ」を広げることができました。街角健康チェック延べ実施人数は597人、班会での健康チェックと合計で1,218回でした。〔前年比126.2%〕。項目別では、血圧チェック960回、体脂肪チェック568回、血管年齢503回、骨密度492回、生活習慣自己チェック518回となりました。

日ごろの健康づくり活動をすすめるため、2013年度は「健康づくりチャレンジ」を実施し200名を目標に84名が13コースにチャレンジし67人〔男性19人・女性49人、達成率81%〕が2ヶ月間のチャレンジに成功しました。

ウオーキングは、積志中郡支部が定例開催を実施しているほか、2012年11月からスタートしたあら玉支部が2014年春4回目の遠州山辺の道をテーマにした健康ウオーキングを実施しています。

ライフスポーツプラザSPJとの合同企画では、健康チェックやポールウオーキング+ランチ企画など連携を継続して取り組んでいます。職員の福利厚生としての機能も果たしています。

〔4〕. 食事と口の健康

「楽しい食事」をテーマに、昼食班会、食事の集いなどがすすみました。

伎倍支部が「配達協力者のつどい」を開催し配食サービスほほえみのお弁当を試食しました。

浜名支部の配達協力者の集いは「楽しい食事会」の企画に合わせ開催しました。北部支部はははじめて開催しました。

お菓子づくり班会は、北浜支部、伎倍支部が毎月の定例開催を行っています。

配食サービスの活動は、ほほえみの活動が少しずつ活動エリアを広げ配食数は延べ〔2388〕食、今後は利用者のいる支部で配達協力してくれる組合員組織が課題となっています。

お口の健康に関する取り組みでは、昨年度にひきつづき地元の歯科医師の協力を得て歯の健康講座を開催し、2013年6月は20人参加、2014年2月は19人の参加でした。

健康づくり委員会は活動を3本の柱:

(a)食からつくる健康、(b)アクティブに健康づくり、(c)学んで考えて健康づくり、に整理しすすめました。

今年は、〔食からつくる健康〕として、減塩講座を9月(20人)、12月(11人)、〔アクティブに健康づくり〕として、ポールウオーキングを開催しました。

〔5〕. たまり場づくり

各支部恒例のバスハイクは、6支部で8回実施され、延べ約320名〔前年比106%〕が支部内の交流と観光を満喫しました。

北浜支部のミニデイサービスは、12回開催、延べ132人の参加がありました。お楽しみメニューは、「郡山に送る千羽鶴折り」「小学生のマジック」「鈴木さん脳イキイキアート」「馬の折紙」などです。特別メニューがないときでも、「みんなと月一回の顔合わせがたのしみ」という声にささえられ、簡単な手遊びの「百人一首 ぼうずめくり」などで楽しみました。

浜名支部は、2月に「味噌づくり」、年末に「しめ縄づくり」を行い浜北区内全域から93名参加。

〔6〕. 子育て支援の活動

「夏休みちびっ子1日ドクター体験」(31人参加)「冬のちびっ子福祉体験」(24人参加)「劇団風の子公演」(73人参加)を実施しました。

〔7〕. ボランティア等の福祉活動

デイサービスにじの家の調理ボランティアたんぽぽの会では、のべ367人がボランティア活動に参加しました。

配食サービスほほえみでは、毎週のお弁当づくりに加え、2013年度は支部企画での試食、静岡県母親大会へのお弁当110個の提供などを行いました。のべ参加人数は510人となりました。

生協きたはま診療所の患者・利用者の送迎ボランティアは、延べ178回のボランティアとなりました。

植栽ボランティアを立ち上げ、事業所の植栽の手入れを開始しました。 

〔8〕. 健診活動

健診活動では、組合員の30%である1200人の受診を目標にすすめ、2013年度は1,222件の実施となっています。

国保特定健診は551人〔前年比103.6%〕となりました。協会けんぽ健診は336人〔前年比102.1%〕であり、事業所健診全体では611人〔前年比106.1%〕の到達となりました。

がん検診の普及は引き続き重要な課題です。2013年度は肺がん健診が584人〔前年比101.9%〕でしたが、胃がん検診が前年比96.4%、大腸がん検診が同99.3%、前立腺がん検診が同98.7%の到達となっており組合員への健診をさらに広める必要があります。

 

第2節 「医・福・食・住」の事業活動をさらに広げる課題のふりかえり

2013年度、ひきつづき医療生協の事業活動の良さを実感してもらえるような医療と介護の事業活動をすすめてきました。

無料低額診療の相談もあり、医療・介護の相談窓口としての機能をはたしています。

〔1〕. 生協きたはま診療所 

7月から複数医師体制で外来診療枠を拡大しました。また血算CRP院内検査※を導入し感染症の対応が迅速に行えるようになりました。糖尿病などの栄養指導も再開しました。

※自動血球計数CRP測定装置

血算18項目とCRP濃度の同時測定が可能。簡単操作で迅速な検査結果が出ます。わずかな血液量で院内での検査が可能です。

訪問診療は新規の方が22人ありましたが、重症化や介護者の条件により入所や入院になる方も多く、訪問看護と連携した在宅での看取りは3人でした。往診日を増やして対応した結果訪問回数が前年比108.0%と大きく伸びました。

診療所利用委員会の協力で、インフルエンザ特診の受付や駐車場係のボランティア活動、喫茶ルーム月2回の運営、花壇の整備、駐輪場の表示などで組合員に喜ばれています。待ち時間改善の検討もしています。

〔2〕. 生協訪問看護ステーションあおぞら

新規利用者が44人(前年度26人)ありましたが、入院、入所などで利用者が減少し1日の訪問件  数は平均19人(前年21.3人)でした。病院からの退院受け入れによる終末期の訪問看護は3人あり、最期まで利用者と家族の思いや不安に寄り添うことができました。月平均75人の利用者のうち、生協きたはま診療所以外の主治医19医療機関から35人の依頼をいただいています。92%の利用者が24時間の緊急時訪問を契約されており、緊急訪問看護に86回対応しました。

浜松医大生の実習〔  〕人、リハビリ科学生〔  〕人や高校生〔  〕人の医療体験を受け入れています。

〔3〕. 生協デイサービスにじの家

月平均登録利用者数は60人前後で2年前の65人から減少しました。介護度3以上の利用者は5割台と2年間ほぼ同じような傾向にあります。医療依存度が高く、入退院を繰り返している利用者も多いことから、入院・施設入所による利用中止が増えました。

他の施設に通っていて骨折や入院後に介護度が上がり、送迎や施設設備の問題から当施設に紹介されてきたケースがありました。機械浴の利用も多く、静養室のベッド利用者が増加しています。

送迎では、車椅子対応の福祉車両の運行が増えています。利用者と家族の要望に応えられるように努力・工夫をしてきました。

〔4〕. 生協ケアプランセンター

介護継続可能な支援を徹底して行いました。また、新規の受け入れ・開拓をおこない事業の安定・継続の努力をおこなってきました。

相談件数は新規62人、終了34人、(入院8人、入所18人、その他8人)という結果でした。 

 認知症をテーマに家族介護教室を開催し、介護者の支援を行いました。

〔5〕. 生協ヘルパーステーション

利用者月25人を目指して達成でき、訪問回数も大きく伸ばしました。おむつ交換のため1日数回の訪問が必要な方、独居の高齢者などヘルパーの訪問がないと生活できない利用者が増えています。

高齢者のみの世帯ではデイサービス送り出しや帰宅時の受け入れなどにヘルパー利用の希望が増え、朝夕の訪問も職員全員で協力して対応してきました。

毎日の訪問で利用者の変化を見つけやすいヘルパーから、ケアマネジャーや訪問看護に情報発信して必要なサービスを有効に提供できました。

〔6〕. 本部

本部は2013年度目標を「適切な情報を共有し、業務の精度アップを図ることにより、組合員・役職員が満足できるサービスを提供します」とし、すべての職員が外部研修に参加しました。また、月1回の定例職員会議を開催し、ふりかえりと、問題点・課題達成など情報共有し、各職員の課題共有をすすめました。

組合員活動関連実務、経理実務、総務実務等効率よく業務の組み立てをおこないました。  

〔7〕. 静岡民医連学術運動交流集会〔11.23〕に演題発表をしました

・「介護度が重度化するデイサービスの運営」〔生協デイサービスにじの家〕

・「生活困難な世帯をどう救うか」〔生協ケアプランセンター〕

・「患者・利用者満足度アップを目指して」〔生協訪看護ステーションあおぞら〕

・「健康づくりチャレンジの取り組み」〔組合員活動〕

・「生協きたはま診療所のあらたなる出発」〔生協きたはま診療所〕

〔8〕. 労働安全衛生の課題

介護サービスには、訪問や送迎に関する業務があるため、今年度においても安全運転講習会(於静岡県自動車学校浜松)に参加しました。

職場における腰痛対策として、腰痛予防学習会を開催しました。〔労災コンサルタント・井上医師〕

 

第3節 安心ネットワークの柱の一つとして泊まりのできる施設(ショートステイ)づくりのふりかえり

政府の医療介護政策は病院・施設から患者利用者を締め出し、介護保険が利用できない人を生み出す制度に作り変えようとしています。

私たちは、地域で安心して老後を迎えられるようにするために、医療生協の医療・介護の力と、組合員ひとりひとりが持っている力を出し合い、暮らしの中に安心ネットワークを作るため「安心ネットワークをつくる会」を中心に医療生協の果たすべき役割を検討してきました。

その結果、在宅でのくらしを支えるため泊まりのできる施設づくりをすすめようということになりました。また、在宅医療・くらしをささえる在宅介護を実現するためまずは複数医師体制の充実のため2013年7月から新任医師を迎え入れました。引き続き安定した複数医師体制の確保は課題です。

安心ネットワークをつくる会の基本的考え方

医療や介護をめぐる厳しい情勢の中で、組合員のいのちと暮らしを守っていくことをめざし、あかるい町づくりをすすめる積極的な政策立案をすすめます。

医療生協を地域に広めるとともに、送迎のサービスを拡充するなど、全エリアの組合員が利用できるような施設・運営の改善をめざします。

医療・介護の連携を強め、医療生協ならではの総合的な事業づくりをさらに進めます。全ての事業所の力を合わせ、新しい施設づくりを成功させ、デイサービスとショートスティの複合施設による相乗効果、合理性を追求します。

事業の運営に組合員参加をつらぬき、利用者の輪を広げる、組合員が主体者としてかかわれるような仕組み・運動の推進をはかります。

第17回臨時総代会で確認した基本計画の柱

新たな介護施設として「ショート+デイサービス」の複合施設を作ります。

診療所のリニューアルを行います。

今ある介護事業所を充実・強化します。

建設運動の具体化

1月下旬からの各支部運営委員会において、建設運動をすすめるための組合員拡大、増出資についての計画づくりを討議開始し、臨時総代会決定をすべての組合員に報告し全組合員参加の建設運動をすすめることを確認しました。また他法人事業所の見学や4つの建設グループの討議・学習をすすめてきました。

建設運動第一の運動の節目として「レンゲのつどい」を4月13日10時より建設予定地で行いました。行政の許認可では、開発許可、予定地の農地転用手続き、所有権移転手続きを順調にすすめてきました。

 

第4節 地域まるごと健康づくりをすすめる仲間づくりの課題のふりかえり

臨時総代会(1/19)までに4,000人とする課題は達成することができました。2015年新しい施設完成時までに、組合員を4,500人に増やし出資金を新たに4,000万円を集めることを決めました。臨時総代会以降、運動を本格化させ、本日6月22日現在、組合員〔   〕人、増資額〔    〕万円の到達となっています。  

支部を強く大きくする課題として、運営委員会を一回り大きくし支部活動を活発にし、さまざまな活動の「担い手」を増やす課題では4人の方が新たに協力をいただき202人となりました。(前年198人)

すべての支部が支部ニュースの発行をすることができました。

小学校区単位での支部化をめざし、北浜支部は条件が整い次第支部分割をすすめることを方針化しました。北浜支部では運営委員会で支部分割の準備について討議をすすめました。また、支部の無いエリアへの新たな支部をつくる課題では、総代の選出などの取り組みをおこなっています。

2014年3月に第3回目となる支部活動交流集会を開催しました。報告内容をまとめて今後の支部活動の資料とすることとしました。

健康まつりは悪天候の中の開催となったにもかかわらず1,500人の参加で開催することができました。チケット普及枚数は2,266枚〔対前年比95.2%〕でした。協賛広告では30区画を60区画にし地域の結びつきをいかした協賛広告の募集を行い55区画の協力を得ることができました。

医療生協を宣伝する活動として、2月虹のバレンタイン行動をプレ葉浜北にて実施しました。配布物の条件があり不十分な取り組みとなり次年度は別会場を企画する等の課題が出されました。

 

第5節 くらし・健康づくりをはばむさまざまな問題への対応のふりかえり

消費税増税中止のとりくみにもかかわらず、3%の増税が実施され、社会保障のさらなる充実をめざす運動をすすめたが、一体改革がすすめられてきました。国保料の値上げ・広域化に反対し、国保をよくする運動を行いました。生活保護の給付費の削減や窓口規制の強化に反対する行動をすすめてきました。また、TPP(環太平洋戦略的経済パートナーシップ協定)への参加反対を表明し行動してきました。

2014年診療報酬「改悪」反対の運動をすすめ、特定機密保護法廃案にむけた取り組み、保護法廃止の取り組みをすすめてきました。10月には原発関連情報と特定機密保護法学習会〔郡山医療生協・宮田専務〕を開催。また12月には緊急学習会〔静岡合同法律事務所・弁護士〕へ参加してきました。

「輝け!いのち 4.24ヒューマンチェーン〔国会大包囲〕への職員代表派遣〔4名〕を行いました。

原発事故関連の学習会〔タイトル「フクシマの水はなぜ除染できないか〕に講師〔渥美理事長 10月下旬〕を2回派遣しました。核害の街に生きる人々への3年間にわたる支援活動が厚生労働大臣より表彰されました。〔2013年10月〕。2014年1月の臨時総代会を節目として、あらたな運動の展開を模索していくことを確認しました。

2013年度平和行進は医療生協から県内通し行進者を出し、2014年度にも引き継ぐ運動として振り返りを行いました。

原水禁世界大会参加者の壮行会をかねた「浜北平和の集い」には55人が参加しました。学習会では人間魚雷「回天」にまつわる戦争体験を天竜在住の方に語っていただきました。その他、平和行進の報告、唄ありバザーあり、カレーライスあり楽しく交流しました。

久保山愛吉さん墓前祭、ならびに静岡での学習会〔映画鑑賞〕へ参加しました。

3.1ビキニデー集会へ参加しました。プレ企画として2月28日、郡山医療生協組織部職員による学習会を開催しました。

憲法の性格を変えてしまう96条の改定や、世界にも誇る第9条の改悪にむすびつく、「憲法解釈」の変更に反対し、集団的自衛権の容認許さず非核三原則を守る活動をすすめ憲法3原則(国民主権、基本的人権の尊重、平和主義)や平和的生存権を学ぶ活動をすすめてきました。

困りごと懇談会を11月10日〔日〕に生協きたはま診療所にて開催しました。

第2章 2013年度の事業活動報告と決算報告

第1節 法人全体の事業結果について

・2013年度は事業と活動を大きくすすめることを目標に、新しい事業を創設する準備を具体的に進めてきました。

・法人全体では306,124千円(対前年比104.3%)の事業収入となりましたが、対予算比96.7%の到達でした。事業経費では295,945千円(対前年比102.9%)となりましたが、対予算比97.6%の到達となりました。

・生協きたはま診療所、生協デイサービスにじの家、生協訪問看護ステーションあおぞらが予算未達成です。経常剰余、10,014千円 (対前年比185.2%)は対予算比77.3%の到達となりました。

・税引後の純剰余は6,566千円(対前年比211.5%)を確保しました。

・キャッシュフローは、引き続き安定確保ができています。また、年度末に取引銀行より20,000千円の融資を受けた結果が反映されております。2014年度4月に融資全額を返済しております。

第2節 各事業所ごとの事業結果について

〔1〕. 生協きたはま診療所 

7月から複数医師体制で外来診療枠を拡大し患者数が前年比1.3%増加し、訪問診療の人数も増加した結果、事業収益が対前年比104.6%となりました。

経常剰余では、対前年比で3,977千円のプラスとなりましたが、対予算比では86.1%となりました。在宅医療の枠を拡大すること、健診利用の枠を拡大することがひきつづき課題です。

〔2〕. 生協デイサービスにじの家   

月平均登録利用者数は現在60人前後で利用者数の減少があり事業収入では89,547千円(対前年比98.5%)は対予算比93.8%の到達となりました。

その結果、経常剰余は5,476千円(対前年比71.7%)は対予算比97.6%となりました。

介護度の高い利用者が増え安定的に利用いただくことが難しい面もありますが、利用者の拡大をすすめていくことが課題です。

〔3〕. 生協訪問看護ステーションあおぞら  

新規利用者が44人(前年度26人)ありましたが、入院、入所などで利用者が減少し1日の訪問件数は平均19人(前年21.3人)と減少しました。医療系での訪問看護が減少し5,142千円(対前年比88.9%)は対予算比で72.0%の結果となりました。介護系では41,605千円(対前年比101.7%)は対予算比で97.1%となりました。

病院からの退院の受け入れや、緊急時の臨時訪問を受け、経常剰余は2,477千円(対前年比67.8%)となり対予算比50.1%となりました。医療系の訪問看護を拡大していくことが課題です。

〔4〕. 生協ケアプランセンター  

月平均介護給付では150人目標に対し127.5人の実績で事業収入では24,069千円は対予算比93.5%の到達でした。予防給付は、総数293人、月平均24.4人で対前年比は139.2%でした。

経常剰余では、▲847千円(前年の到達▲4,617千円)の到達となりました。

〔5〕. 生協ヘルパーステーション  

利用者月25人の目標を達成し、事業収入は14,774千円(対前年比133.1%)となり対予算比でも110%の到達となりました。

経常剰余は1,226千円(前年は247千円)の到達であり対予算比100.2%となりました。

以上

第2号議案

はじめに

くらしをめぐる情勢

①2012年8月、社会保障・税一帯改革基本法が成立した。同時に、「持続可能な社会保障制度を確立するため」と称して、公的年金・医療保険・介護保険・少子化対策の各分野における社会保障制度の「改悪」の基本方針や、「改悪」に必要な事項を審議する社会保障制度改革国民会議の設置について定めた法律(社会保障制度改革推進法)が成立し、2015年の介護保険法の大改悪の準備がすすんでいます。基本的な考え方は、自助・共助を基本とし、家族相互国民相互で助け合い、公助〔国の制度〕は極力おさえ、社会保障にかかる負担増大の抑制と、国民負担は適正化として増大させ、そして財源は消費税を当てるとしました。

②安倍首相はアベノミクスの実績を強調しますが、完全失業率は横ばい、非正規労働者は1908万人(前年比79万人増)と、雇用状況は改善していません。こうした中、貧困と格差はますます拡大しています。

1万件を超えた生活保護引き下げに対する不服審査請求があるなか、さらなる生活保護基準の引き下げが行われようとしています。生活保護受給世帯は、過去最高を更新し続け、2013年11月には159.6万世帯、216.5万人になっています。静岡県でも1万世帯、1.3万人に達しました。年収200万未満の労働者は1,000万人を超えました。

子どもの貧困もひどくなっています。学校給食費や就学旅行費等に対する就学援助を受けている世帯は、全国平均でも15.3%の多さですが、静岡県は全国最下位の6.25%です。

静岡県が公表する「県政世論調査 平成25年度概要報告」では、暮らし向きでは42.3%が苦しくなっていると回答しています。

③国民の所得が下がったままにもかかわらず、大企業の内部留保は拡大を続け280兆円に達し、国民から大企業への所得転移が続いています。安倍政権は「日本を企業が世界一活躍しやすい国にする」というアベノミクスを推進し、消費税増税を行う一方で復興特別税の前倒し中止に加え、法人税減税まで企んでいます。

④東海地震の震源域の真上に建つ世界一危険な浜岡原発は、このまま再稼働せずに廃炉に向かうことこそ最も現実的で責任ある態度です。即時原発ゼロの運動が進んでいます。

⑤福島では14万人もの人たちが先の見えない避難生活を強いられている。福島原発事故はいまだ収束せず、放射能汚染水が制御できない非常事態が続く状態で、再稼働は論外です。

⑥今年はビキニ環礁で第5福竜丸が被爆してから60年、2015年には核兵器の使用禁止と核兵器の廃絶を論議する国連NPT再検討会議が開催されます。あらためて署名運動や行動によって原水爆禁止の運動を広げていく必要があります。

社会保障と事業環境をめぐる情勢

①持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法〔プログラム法〕は昨年末の臨時国会で強行採択されました。問題点は、社会保障制度の基本を「自助・自立のための環境整備」と規定したことと、医療・介護などの社会保障各分野にわたる制度改悪の実行を政府に義務付け、社会保障総改悪のスケジュールを既成事実化したことです。

②生活保護法の一部を改正する法律案は、保護申請時に給与明細などの書類提出を義務付け、親族の扶養義務を強化するものです。

③2014年の通常国会に安倍内閣は、介護保険法と医療法の改悪を一本化した「地域医療・介護総合法案」を強行採択しました。

 

介護保険分野の情勢の特徴

介護保険では、保険制度の根幹を大きく変える改悪が狙われています。利用料が2割負担に引き上げられようとしています。要支援者が保険給付からはずされ、一定以上の所得者の利用料引上げがされようとしています。特養から要介護1、2の人をしめだし、市町村の事業にゆだねられる計画です。施設の居住費・食費を軽減する補足給付を縮小する狙いです。

医療分野の情勢の特徴   

①厚生労働省は、医療供給体制再編の「2025年モデル」として一般病床抑制、病床を4段階にわけ、都道府県が必要な病床数を盛り込んだ「地域医療ビジョン」を策定し、それに基づく病床再編を推し進めようとしています。

②70歳~74歳の患者負担(現在原則1割)は2割に引き上げられます。病床数を抑制するシステムをつくりあげる法案が提出されました。国民健康保険(国保)の運営主体が都道府県へ移行される内容です。

③紹介状なしで大病院を外来受診する際の患者負担が増大します。専門医制度の変更によって医師養成のあり方が変えられようとしています。

平和・憲法をめぐる情勢

小選挙区制という民意を反映しない選挙制度によって、有権者のわずか2割程度の支持で、衆参両院で大量議席を確保した自民党は特定秘密保護法強行採択を行いました。共謀罪、武器輸出禁止3原則の大幅緩和、集団的自衛権の行使容認、軍備増強など「戦争を積極的にする国」へと突き進んでいます。

中心テーマ

「医療生協らしい地域包括ケアシステム」を組合員と地域の協同で実現するために、

①「医・福・食・住」の事業と運動を大きくひろげ、

②地域まるごと健康づくりをすすめます。

浜北医療生協の重点課題

 「医・福・食・住」の事業活動をさらに広げましょう

①新しい介護施設~ショートステイ(定員24名)とデイサービス(定員25人)~を2015年春に開設します。

既設の診療所、ケアプランセンター、訪問看護、訪問介護、デイサービスおよびヘルパーステーションおよび〔新しいショートステイ・・・2015年度から〕との連携で、医療から介護までの切れ目のないサービスを提供します。

生協きたはま診療所をリニューアルし、医療と介護の連携で「安心の在宅支援」を目指します。

デイサービスではリハビリを強化します。

ケアプランセンターは、介護サービスの入り口としての役割を発揮します。

訪問看護は、医療を必要とする利用者への要望にこたえられるようにします。

訪問介護は、信頼していただける訪問介護を引き続き目指します。

②配食事業(ほほえみ)の規模を拡大します。

③ひとり暮らしや老々介護の組合員を対象とした「住」については、組合員の要望を聞きながら検討します。

地域まるごと健康づくりをすすめます

①誘いあって健康診断の受診を広げ、「早期発見、早期治療」と「健康づくり」のきっかけとしましょう。

②乳幼児から高齢者まで、各種予防接種をすすめましょう。

③健康チェックを支部や班で実施するとともに、「まちかど健康チェック」に取り組み、地域の人々の健康づくりの手助けをしましょう。

④「健康づくりチャレンジ2014」は2013年度の2倍以上の参加を目標に取り組みましょう。夫婦や家族、職場や地域、趣味の仲間などといっしょに健康づくりにチャレンジして、健康づくりを習慣化し、「健康長寿」をめざしましょう。

⑤支部で、班で、そして、周りの人たちも誘って、ウォーキングを楽しみましょう。

⑥口の体操や歯磨きチェックなど口の健康づくりを広げましょう。

 

明るいまちづくりを積極的にすすめます

①くらしの助け合い、地域で孤立をなくす仲間づくりや生きがいづくりの場(たまり場、サロンなど)を増やしましょう。

②各支部で、「楽しい食事」をテーマに、昼食班会や組合員でない近所の人(特に、ひとり暮らしの人)も誘って「食事の集い」を企画しましょう。

 

暮らしと健康づくりをはばむ様々な問題に取り組みます

①「プログラム法」に基づいた仕組みづくりや介護保険法の改悪に反対します。

②現場でおきている事例を集め、医療福祉生協内外で社会保障制度を守る世論を広げます。

③浜岡原発再稼働に反対し、再生可能エネルギーの活用の取り組みをすすめます。

④引き続き東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所事故からの復興支援にとりくみ、被災生協との協同のとりくみを継続します

⑤2015年のNPT(核兵器不拡散条約)再検討会議成功に向けて、核兵器廃絶の世論を高めます

⑥集団的自衛権、特定機密保護法、国家安全保障会議設置法など、「憲法改悪」への動きに反対します。憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認を狙う動きに断固反対します。侵略戦争などの教科書の記述に変化が表れ、戦争する国づくりに向けて国民の意識改革まで踏み込んできておりこれまでにない危険性があります。

浜北医療生協を大きく強くします

<組合員・支部活動>

①組合員の医寮・介護、健康に関する要求をもとに、多彩な組合員活動をすすめます。

②世代ごとの要求や関心に応じて、誰でも気軽に参加できる”場”をつくります。

③支部は、地域の諸団体との協力関係をつくります。

④小学校区に支部をつくることを目指します。

⑤浜北区周辺の区に支部をつくる準備をすすめます。

<担い手づくり>

①支部や班の活動、健康まつりの手伝い、機関紙「ひまわり」の配達協力者を広げるなど、組合員活動にかかわる場への組合員の参加を拡げ、担い手を増やします。

②各専門委員会の委員を絶えず補強し、それぞれの活動を活発化します。

③支部活動の担い手としての運営委員育成のための研修・交流会を計画します。

④支部活動を牽引する支部長の苦労や悩みを解消し、支部活動の展望を開くきっかけづくりとして、研修会や交流会を開催します。

⑤通信教育の受講を通じて学習運動を広げます。

⑥新しい介護施設づくりにあわせて、ボランティア活動の見直しをすすめ、ボランティアの事業化等を検討していきます。

 <経営・人材育成>

①医療福祉生協の今後の発展と成長のため、必要剰余に基づいた事業剰余計画を実行します。2014年度報酬改定は実質マイナス改定で、さらに消費税増税による損税額の拡大により大幅な費用増が見込まれます。したがって、消費税増税10%の状況を見越した経営体力をつくります。

②新しい事業に伴う人員の確保と育成が急務の課題です。「医療生協の理念」「いのちの章典」「2020年ビジョン」を実践する医療福祉生協人の確保と育成に取り組みます。 また、医療・介護の質向上の観点から、職員のスキルアップと理念教育に重点的にとりくみます。

③女性にとって働きやすい職場環境を追求します。子育て中の職員がいざというときに安心して働ける環境づくりをすすめます。また、短時間勤務制度などの研究をすすめ、新しい事業活動に対応した雇用環境の整備にとりくみます。 

④介護職では、内閣府の「介護キャリア段位制度」も参考に医療福祉生協の介護職員の評価制度を検討します。

第3号議案、第4号議案 ~省略~