生協小規模多機能きたはまの郷

生協が小規模多機能を始めました
2015年から営業してきました生協ショートステイきたはまの郷を2024年2月末に閉鎖し、同じ施設で新し介護サービス事業（小規模多機能型居宅介護、略称：小規模多機能）を開設いたしました。

「できるだけ長く自分の家で暮らしたい」「いつまでも家族と一緒に過ごしたい」
そんな皆さんの願いを「通い」「訪問」「泊まり」三つのサービスで支援します。

事業概要

サービス	通い・訪問・泊まりケアプランは小規模多機能のケアマネジャーが作成
営業時間	24時間365日営業日祝や夜間なども電話連絡がつき、必要があれば訪問します。独居・高齢者世帯には特にご安心いただけるサービスです。もちろん、ご家族と同居の方も利用できます。
利用形態	登録制／定員29人通い（18人／日）　　泊まり（9人／日）※完全個室です
利用対象	浜松市在住の要介護（要支援）認定された方
利用料	月額定額制（要介護度別）急な通いの追加や泊まりの延長があっても、基本料金は変わりません。食費・宿泊代は、ご利用回数による実費となります

小規模多機能サービスの特徴

1.　通い・訪問・泊まりの3つのサービスを同一事業所から提供します

一般のデイサービスや訪問介護のように、事業ごとに職員が変わることはありません。
利用者のことをよく知った顔なじみの職員が3つのサービス全てを担当することで、安心して利用していただけます。
認知症の方など担当者や場所が変わることで混乱が生じることもありますが、そのリスクが軽減されます。

2.　3つの各サービスを柔軟に利用できます

【通い】朝の支度に時間がかかる日はお迎えの時間を変えたり、帰りにお買い物に立ち寄ることも可能です。

【訪問】昼間自宅で過ごしているとき、服薬確認などで5～10分の短時間の訪問も可能です。

【泊まり】毎週や月数回の定期利用だけでなく普段は通いや訪問だけを利用し、家族の都合などいざという時に利用することができます。

3.　月9～10泊必要に応じて柔軟に対応します
泊まりの場合、9床を定員29人の少人数で利用するため、泊まりの回数は月平均9～10泊・週2～3泊が可能です。
ケアプラン作成では、1日あたり6～7人の泊まりの計画として、いざという時にみんなが利用できるように「空き」を設ける予定です。

4.　生協10の基本ケア
浜北医療生協では、全ての事業所で全国の生活協同組合で考えた「生協10の基本ケア」に沿ったケアを行っています。

「尊厳を護る」「自立を支援」「在宅生活の支援」を大切にしています
「在宅でふつうの生活」を続けたいという思いに寄り添って、本人が出来ることを続ける（自立）ための支援を行います。「オムツはしたくない、最期までトイレに行きたい」「自分の口から美味しい食事をとりたい」といった思いの実現のために、1～10の基本ケアを定めています。
例えばその2番目「床に足をつけて座る」の実践では、足の力を維持し立ち上がる動作を習慣づけるために、膝から踵の長さを計り、2cm刻みの5種類の高さの椅子を用意しています。テーブルも、一般よりも低め（60～65㎝）になっています。「トイレに座る」では、ファンレストテーブルを設置しました。